権利付き最終日と逆日歩日数一覧【2023年】

2022年5月3日

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株主優待を受け取るためには、
・「権利付き最終日」
・「逆日歩日数」
の日を知ることが非常に大事です。
(「権利確定日」という日もありますが、株主優待を貰うためには、「権利付き最終日」のみを押さえておけばOKです。)

この2つをしっかり確認できるように、分かり易くカレンダーも使って紹介していきます。

また、「権利付き最終日」「逆日歩日数」「権利確定日」が大事な理由も説明していきます。

権利付き最終日と逆日歩日数

権利付き最終日と逆日歩日数の一覧

年月権利付き最終日逆日歩日数
2023年 1月2023年  1月 27日(金)1日
2023年 2月2023年  2月 24日(金)1日
2023年 3月2023年  3月 29日(水)3日
2023年 4月2023年  4月 26日(水)3日
2023年 5月2023年  5月 29日(月)1日
2023年 6月2023年  6月 28日(水)3日
2023年 7月2023年  7月 27日(木)1日
2023年 8月2023年  8月 29日(火)1日
2023年 9月2023年  9月 27日(水)3日
2023年 10月2023年10月 27日(金)1日
2023年 11月2023年11月 28日(火)1日
2023年 12月2023年12月 27日(水)6日

(補足)
・2023年3月、4月、6月、9月、12月は、逆日歩日数が多くなっています。
 (クロス取引を行う際は、逆日歩金額が高くなる可能性があることに注意してください。)

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続いて、それぞれが株主優待を貰うときに、大事な理由を説明していきます。

権利付き最終日とは

まず、「権利付き最終日」についてです。

株主優待を貰うためには、「権利付き最終日」に株を保有している必要があります。

つまり、「権利付き最終日」に株を保有していればいいため、株主優待を貰うための株に保有する日数は最短で1日でもOKです。「権利付き最終日」に株を買い、その翌日に株を売っても、株主優待を貰うことができます。

ここで注意してほしいことが1点あります。

「権利付き最終日」に買って、その日に売るのはNGです。必ず、翌日に売るようにしてください。(権利付き最終日」の取引時間終了( 15時 ) 時点で、株を保有している必要があるためです。)

逆日歩日数とは

続いて、「逆日歩日数」についてです。

クロス取引にて、空売りを行ったときに、「逆日歩」が発生することがあります。(逆日歩は、大量の空売りがあった時などに発生します。「権利付き最終日」は、株主優待を貰うためのクロス取引で、大量の空売りがあることがあり、逆日歩が発生しやすい日となります。)

逆日歩の金額は、逆日歩 × 逆日歩日数 となるため、「逆日歩日数」が多いほど逆日歩金額が高くなります。

権利確定日とは

最後に、「権利確定日」についてです。

権利確定日は、その月の最終営業日です。

株主優待を貰おうとすると、混乱しやすいのが、「権利付き最終日」と「権利確定日」です。

簡単に説明すると、「権利付き最終日」の2日後(2営業日後)が、「権利確定日」になります。

株は、
 ・買ってから、
  実際に「株主」になるのは2営業日後
 ・売ってから、
  実際に「株主」でなくなるのは2営業日後
となります。

株主優待を貰うための正確な条件は、
「権利確定日」に「株主」であること
です。

先ほどの説明の通り、「株主」になるには、買ってから2営業日かかります。

このため、「権利確定日」に「株主」になっているためには、「権利確定日」の2営業日前に、株を買っておく必要があります。

この「権利確定日」の2営業日前のことを、分かり易く「権利付き最終日」と呼んでいます。

普段の株の売買では、あまり意識することが無いかもしれませんが、頭の片隅に覚えておいてもらえるとよいかもしれません。補足ですが、数年前は、3営業日前から2営業日前に変更になっています。

ここまでで説明してきた通り、株主優待を受け取るためには、「権利付き最終日」と「逆日歩日数」が非常に大事になります。

この2つをしっかり確認していけば、狙った株主優待をしっかりと貰えるようになります。

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