を紹介していきます。
売買手数料とは?
売買手数料とは、売買するときに証券会社に支払う手数料のことです。
株を買うときにも、売るときにも、この手数料を支払う必要があります。
(儲けが出ていても、損が出ていても、支払います。)
このため、普通に買って、売ってを行うと、2回の支払いが必要なので、
株式投資を継続していくと、地味に累積金額が大きくなってきます。
「手数料プラン」の選び方
ポイント
- 手数料プランは大きく2種類ある
- 手数料を実際に計算すると、どちらが得になる?
手数料プランは大きく2種類ある
手数料を決めるプランには、
●「1日の売買金額の合計金額」で手数料が決まるプラン
(=手数料は1日1回の発生。)
●「1注文毎」に「その注文の約定代金(※)」で手数料が決まるプラン
(=手数料は注文毎に発生。)
の2種類があります。
( ※ 約定代金 = 購入株価 × 購入( or売却 )注文株数 )
パッと見た感じ、 「1日の売買金額の合計金額」で手数料が決まるプラン のが、
手数料が安く済みそうと感じると思います。
また、証券会社の手数料表の見てみてみても、そのように感じると思います。
なにせ、手数料表には、「50万円以下」とか「100万以上」といった金額が
並んでおり、日常生活での買い物の感覚で行けば、
「そんなに1日で使わないでしょ!」
というのが普通の感覚です。
しかしながら、株式投資を続ける(利益を出そうと思う)と、
1日の売買代金は、100万円を簡単に超えてきます。
そこで、実際に手数料を計算して、結果をみてみます。
手数料を実際に計算すると、どちらが得になる?
試しに、楽天証券で、1日の間に、1注文150万円の取引を2回行ったとして、
1日の手数料を計算・比較してみます。
●「1日の売買金額の合計金額」で手数料が決まるプラン
・ 合計金額:300万円(=150万円×2回)
・1日の売買金額の合計金額が300万円の手数料:3300円
→ 1日の手数料合計:3300円
●「1注文毎」に「その注文の約定代金(※)」で手数料が決まるプラン
・「1注文の約定代金150万円」 +「 1注文の約定代金150万円」
・約定代金150万円の手数料:640円/回 × 2回
→ 1日の手数料合計:1280円
手数料を比較すると、
「1注文毎」に「その注文の約定代金(※)」で手数料が決まるプラン
のほうが、2000円も安くなっています。
選ぶべき手数料プランは?
おすすめの手数料プランは
●「1注文毎」に「その注文の約定代金(※)」で手数料が決まるプラン
(=手数料は注文毎に発生。)
です。
株式投資を始めたばかりのときは、このプランで「損」になることもあるかと思いますが、
続けていくと、このプランのほうが「得」になると思います。
なぜなら、プラン変更を忘れるリスクがあるためです。
売買代金が増えてきたら、プランを変更するという手もあると思いますが、
プラン変更を忘れていると、手数料が膨らんでいることになります。
このため、始めからこのプランにしておくがおすすめとなります。
以上、「売買手数料」と「手数料プラン」の選び方を紹介しました。
おすすめの証券会社の紹介もしていますので、
そちらも是非ご覧ください。
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